インドネシアはエルニーニョの影響で森林火災が増えている

世界第2位の天然ゴム生産国インドネシアの2015年の天然ゴム生産量は320万トンと見込まれているが、来年はエルニーニョの影響を受けて少し減少する可能性があるという。インドネシアは9月から12月にかけて勢いを増しているエルニーニョのために、スマトラ島やカリマンタン島で森林火災が発生し、また今後、いわゆる『haze(気象用語で、乾いた微粒子の浮遊により視界が悪くなる煙霧のこと)』と呼ばれる異常気象が発生する恐れがある。日照が少なくなり、土壌が乾燥する現象である。来年の生産量を予測するにはまだ早すぎるが、Indonesian Rubber Association(Gapkindo)のMoenardji Soedargo会長はロイターに対し、2015年は前年とそれほど変わらない生産量が見込まれ、輸出量は2014年が260万トンだったが、2015年は国内需要の増加により250万トンと少し落ちる程度であろう。価格が2009年水準まで低下する中、生産国は、最低輸出価格を設定したり、補助金を出したりしたが、需給の改善は進んでいない。天然ゴムを1kg販売しても以前は2㎏のコメが買えたが、今は0.5㎏のコメしか買えない。そのため一部ではコム樹を切り倒して木材として売っている農民もいると述べている。景気が回復すれば生産不足になるだろうと彼はいう。今年は365万ヘクタールのゴム園のうち、2万ヘクタールが再植樹したという。

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