11月には一段安必至の金相場

 10月27日、28日の米FOMCの結果、12月の米FOMCで米利上げの可能性に含みをもたせる声明が明らかにされ、その後のNY金は急落を強いられている。
 市場では年内の米利上げの可能性が大きく後退し、楽観ムードから米FOMC声明前に1180ドル台に水準を切り上げる場面もみせていた。しかし、声明で米利上げの可能性が言及されると、状況は一変し、一気に1140ドル台までの棒下げを演じている。結果的に米FOMC声明は金市場にとってサプライズだったといえる。
 今後注目すべきは、NY金の期近12月限の整理商いである。11月に入ると期近12月限の整理商いを強いられることになるが、NY金の12月限の場合、前の納会した限月と4カ月の開きがある。通常は2カ月だが、12月の場合、4カ月もある。それだけ、期近12月限の取組も多くなっている。さらに、11月にはヘッジファンドの決算月を迎えるため、整理商いをより強いられる傾向がある。
 そんな中、年内の米利上げの可能性が再燃している現時点で、期近2月限以降の限月への買いの乗り換えは厳しい状況にある。つまり、買いを期近2月限以降に仕掛けるのは消極的にならざるを得ない。それを踏まえて、ヘッジファンドも整理売り中心に実施することになり、必然的にNY金は下押しを強いられることになる。内部要因からの下げ賛成の11月相場になることが予想される。

NYGOLD

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