想定された以上に重い中国景気減速の押し下げ効果

いったんは安値を出し切って底入れ反発となりそうな雲行きだったゴム相場は、再び下降傾斜となって9月7日の安値162.7円を割り込むことなく推移できるのか怪しくなっている。

テクニカル・レンジの下限値である162.7円を下抜かなければ相場の再浮上が期待できるが、下抜いた場合はドロ沼化して大勢ダウントレンドに回帰してしまいかねない。今のところ判断を下すには時期尚早で、変動レンジを守りながら陽転して170円台半ばまで自律的に戻す動きも想定できる状況だ。

テクニカルでは、日足ベースの一目均衡表では抵抗帯である雲(現在175~190円付近)に入る展開を予想していたが、逆に、ここにきて再び下方に離れつつある。またMACDは9月上旬以降、シグナル線をMACD線が上回ってゴールデン・クロスのまま推移していたが、先週末からの続落で21日には暗転してデッド・クロスした。言うまでもなく、デッド・クロスは相場のトレンドが下向きに転じたことを意味するわけで、将来相場が軟調に展開することを暗示する。

気になるのは、ゴム市況と同じような需給環境にあるとともに相場トレンドも酷似しているベースメタル類の値動きも暗転している点だ。参考までに、アルミニウム価格の国際指標であるロンドン金属取引所(LME)のアルミ相場は10月20日時点で一時1532.5ドルまで下落し、8月下旬以来約8週間ぶりの安値をつけた。同日のLMEではアルミ以外にも銅、亜鉛、鉛、スズも下落している。

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