週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比3.41ドル安の47.04ドル、ブレント原油は3.65ドル安の50.29ドルとなった。

 前週末9日の原油先物相場は、ユーロ高/ドル安などを背景に買いが先行するも、週末を控えた利食い売りに押され、小幅な続伸となった。
 先週は、前週の強い流れから一転、週初めから急反落となる。12日は、直近の急上昇を受けた短期的な行き過ぎ感から売りが活発化し大幅に反落した。朝方こそ堅調に推移していたものの、OPECの月報で、9月の加盟国の産油量が2012年以来の大幅なものになったことに反応し、マイナス圏まで押し下げられた。産油量の増加は、イラクの増産などが背景となっている模様。13日も続落。前日の大幅下落の反動から買い戻しが入り一時上昇するも、IEAがこの日発表した10月の月報において、来年の石油需要予測が従来予想から下方修正され、また世界の石油市場の供給過剰は16年まで続くとの見通しが示され、需給緩和懸念の強まりから売りに転じることとなった。翌14日も、両油種とも小幅な続落となる。中、米国の低調な経済統計内容やEIA在庫統計での原油積み増し予想などを材料に下値を切り下げる展開であったが、終盤にかけてはドル安を受けた買い戻しが入り値を戻した。ただ上値は重たく、戻り幅は限定的であった。15日は、WTIが続落、ブレントは小反発となった。EIA在庫統計にて原油在庫の760万バレル増加(市場予想:290万バレル増加)が示され、売りが先行。ただその後は対ユーロでのドル安などを受けて安値修正の動きが入り、下げ幅を縮小する動きとなった。

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