NY金、復活の兆し(200日移動平均線突破)

 中国発世界同時株安の流れに続いて、VWショックにグレンコアショックの影響が懸念される中、弱気の9月米雇用統計を受けて、米国の利上げ観測後退からの緩和継続期待で10月入りと同時に自律反発を見せていた米株式市場だが、9月の米小売売上高が事前予想を下回り、前月の数字が下方修正されことなどから、ドル売り・米株式売り・NY金買いの動きとなった。
 雇用統計後も複数の連銀総裁から年内利上げを示唆する声はあるものの、2012年12月にリチャード・W・フィッシャー(ダラス連銀総裁)が、「中央銀行は「ホテル・カリフォルニア的金融政策」と呼ぶリスクに瀕している。チェックアウトはいつでも好きなときにできるが、ここから立ち去ることはできない。この措置はいつでも終了できるが(バランスシートの肥大化ゆえに)脱出できないことを恐れている。」と述べた状況に陥っているかのように見える。
 景気(実体経済)が良くて株価が上がっていた訳ではなく、緩和継続期待で株価が上がった訳で、米景気がサイクルトップを付けた可能性がある中、NY株価の天井感は、今後、さらに高まっていくだろう。ブルームバーグが今月2日から7日にかけてまとめたエコノミ スト調査では、米経済が今後1年以内にリセッション(景気後退)入りする確率が15%(中央値)に急上昇している。前月まで13ヶ月連続して10%にとどまっていた。

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