週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.10ドル高の45.41ドル、ブレント原油は同0.29ドル安の48.23ドルとなった。

 前週末9月25日の海外原油相場は続伸。米4-6月期GDP確報値が予想を上回り、株式は概ね反発、リグ稼働数の減少もあり原油相場にも買いが入った。しかし、週明けは8月の中国工業利益が2011年10月のデータ公表開始以降で最大の減益となり、中国経済減速による新たな需要懸念が生じ、世界的な株式も軟化もあり両油種とも1ドル超の下落となった。しかし、翌29日は9月の米消費者信頼感指数の改善や石油製品が納会絡みの動きから上昇、原油にも買いが入り両油種とも0.8ドル程度反発、翌日のEIA統計では原油・ガソリン在庫は予想以上の積み増しとなったが、クッシング原油在庫減少や産油量の減少、また大西洋を北上中のハリケーンによる米東岸の製品受渡地区やエネルギー施設への悪影響が懸念される製品相場の続伸に支えられ、WTIは概ね横這いの動き、ブレントはロシアによるシリア空爆が一部材料となり小幅ながらプラス圏を維持した。その後は、1日発表の中国9月の製造業PMIが予想を上回るとテクニカル的にも買いが集まり、一時WTI:47ドル、ブレント:50ドル弱まで急上昇となったが、米9月ISM製造業景況指数が予想を下回り、ハリケーンによる製品供給への懸念も一服、株安の動きと合わせ、中盤以降は売込まれマイナス圏での引けとなった。

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