NY金、分岐点である100日移動平均線まで戻す

 VW(ホルクス・ワーゲン)のスキャンダル発覚をキッカケにして、世界の株式市場の値崩れが目立っており、その株安のヘッジとしてドルベースの金が大きく買い進まれ、NY金期近12月限は1150ドル台回復の動きをみせている。期近12月限としては8月25日以来の1150ドル台を回復し、8月下旬の高値である1169.8ドルを意識した展開も期待されるほど、株式市場への警戒が高まっているのも確かである。
 NY金は1141.5ドルを示現した後、一時20ドルも急落する場面をみせた。VWによるディーゼル車の排ガス規制の不正問題が発覚し、ディーゼル車の販売後退が避けられない情勢に陥っている。ディーゼル車の自動車用触媒の100%を占める白金の需要後退も必至とみられ、NY白金の急落にNY金は足をすくわれる格好となった。
 しかし、VWのスキャンダルで株価下落に拍車がかかり、また、10月のインドや中国の需要期を控えての実需の買いも想定され、1120ドル台を維持したNY金はその後、1150ドル台まで一気に急伸している。
 ところで、NY金期近12月限の日足チャートをみると、100日移動平均線が大きな壁になっている。25日現在の100日移動平均線は1151ドル台にあるが、1150ドル台前半が上値抵抗線になってしまうと、チャート上では売りのサインになる可能性もある。

NYGOLD100

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