上海ゴムの機関投機家 早くも利抜きして逃げる

 東京ゴム先限は180円の壁の厚さを見せつけている。具体的には8月28日の高値181円60銭を上抜けばケイ線の形が非常に良くなるが、それを抜くことが出来ない。具体的には9月11日に安値から切り返したものの、179円80銭で上昇ストップ、次いで17日に177円80銭まで買われたが、11日の179円80銭も抜けずに反落へと転じたことは、やはり、重視すべきであろう。これで、再び170円を割って、16日の安値168円を下回れば、こらえきれずに買方の投げを誘って、9月7日の162円70銭を下抜く恐れも出てくる。

 もう一つ、9月から10月にかけては東京市場が19日から23日まで5連休となる。そして、10月1日から7日まで中国市場も国慶節で7連休になる。

 とすると、上海ゴムが7連休を控えて手仕舞売りが出やすい環境になるわけで、下げ幅を大きくするリスクも潜在する。

 というのも、上海ゴムは株式市場から機関投資家が参入、7日の取組高17万7,800枚が11日の取引中に25万枚弱に急増した。ところが、先週14、15の両日に、この機関投資家が素早く利食売りし、すでにゴム市場から撤退したとの見方が強く、それを裏付けるように取組高は22万枚割れまで減少している。

 それでも7日時点の18万枚弱よりも取組高が多いのは、前述の機関投資家の買いにチョウチンをつけた投資家の玉との見方もある。

 つまり、機関投資家本尊は高値で利食、チョウチン筋の買いだけが残されたとすれば、この買い玉の整理が必要ということになる。これが玉整理されないと上値を抑える要因になる一方で、安値で投げるようなことになれば、下値を深くするリスクが高まる恐れもあるわけだ。

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