強気相場は悲観のなかで生まれる

9月6-7日に行われたシンガポール・セントサ島で「FTコモディティ会議」が開催された。今回のテーマはLNGとゴールド。

今回のFT会議の目玉は、極東ロシア経済会議の後にシンガポールに立ち寄った露石油ガス大手ロスネフチ社のイゴール・セチン社長の登壇。同氏はロシア元副首相でプーチン大統領の盟友でもある要人。講演では「シベリア油田は、冬場には氷点下52度まで気温が下がることから中東油田などと異なり、一度減産したら油田が凍ってしまうので容易に減産できない事情や、産油コストは、バレル当り5ドルだったのが、ルーブル安で2.8ドルに下がっていること、2020年までに640万バレルに増産する計画など紹介された。OPECの黄金時代は既に終わっているとの見方や、OPEC加盟の誘いを断った経緯などが話された。
メタルのパネルディスカッションでは、燃料費や通貨安から金のCash costが800ドルまで下がっているとのコメント(Philip Klapwijk, Managing Director, Precious Metals Insights)が注目された。
金も需給要因に加えて、ドル高・資源国通貨安の影響が、市場参加者が考える以上にかなり強い事が伺える。

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