週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比2.94ドル高の46.12ドル、ブレント原油は同1.95ドル高の50.13ドルとなった。

 前週末8月28日の海外原油先物相場は続伸。特に目新しい材料などは見当たらなかったものの、前日の流れを引き継いで買戻しが先行し、上値を切り上げていった。また米国内の石油掘削リグ稼働数が前週比1基増にとどまり、5週連続の増加となったものの、価格の下落を背景に増加ペースは落ちたことも支援材料となった模様。週明け31日は、3営業日連続の急伸となりWTI、ブレントともに7月末の水準まで値を回復した。週末の急伸に対する利食い売りや、上海株の反落などから軟調に推移していたものの、EIAの月報により今年1~5月の原油生産高見通しが引き下げられたこと、OPECが月報で適正価格達成のために他国と話し合う用意があるとの認識を示したことから相場は一気に押し上げられた。翌1日は一転、4営業日ぶりに反落した。中国の8月PMIが3年ぶりの低水準となり中国懸念が再燃、アジアをはじめ米欧の株価が急落する中、リスク回避の動きから原油相場も下落、前日までの急伸の反動も大きく3ドル超の急落となった。週後半にかけては相場が多少落ち着きを取り戻し、EIA統計での原油在庫増加やECBによる金融緩和継続などの材料をこなしながらWTIで45~47ドル台、ブレントで49~51ドル台での推移となっている。

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