金価格は上昇するような気がする

 8月24日の世界同時株安はその後の反発によって、ブラックマンデーの再現とはならなかった。商品価格も原油価格が3日連続で大幅に上昇しているのをはじめ、貴金属や穀物も反発傾向になっている。ドルも一時安くなったがその後反発しており、ドル/円は121円台にドル高円安となっている。
 CFTCによるファンドの売り残は、NY原油に対しては8月25日まで23万枚あった空売り残がかなり減っているものと思われる。実際の数字は金曜日(日本時間土曜日)にならないとわからない。金に対する空売り残は、18日の週には14万枚あったが、25日に既に11万枚まで減っている。おそらくこちらもさらに減っていると思われる。
 秋になって、いよいよ商品のシーズンだと思われる。まず金であるが、最も期待されるのが、中国とインドの実需の買いである。中国では8月は通常一年で金取引の動きが一番弱い時期である。しかし、上海黄金取引所からの金の引き出し量は、最新の週が73トンに上り、過去で4番目に多い週間引き出し量となっている。8月は最初の週が53トン、前週が65トンであったので、3週間合計194トンである。9月4日金曜日に公表される8月最後の第4週と合わせると8月の受け渡し量は250トンを超えそうである。株価下落により金を購入する動きが拡がっていることがわかる。
 インドは8月から祭礼シーズンに入っており、10月末のヒンズー教の新年を祝うディーワーリー祭ばかりでなく、インド各地で数多くの祭礼がある。また秋はインドの結婚シーズンでもあり、金が贈り物として使われる時期となる。
 ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、インドの今年下半期の金需要について、前年比25%以上増加する可能性があるとの見方を示した。
 東京金価格は1月23日の4,958円を天井に下落し、世界株安後の8月27日4,278円▲680円、▲13.7%下落している。しかし、これで下落を出し切ったのではなかろうか。
 今後8月27日を底にして上昇する可能性を感じる。
 
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