原油市場「商品市場に対するジム・ロジャーズ氏の見方」

 世界的に著名な投資家であるジム・ロジャーズ氏は26日、ラジオ4とのインタビューで「商品に関しては、要は需給の問題で、供給は大幅に減少している。一部の農産物ではすでに供給問題が生じており、石油製品でも問題が起きるだろう。そのため、商品の上昇相場が永遠に消え失せたとは考えていない。なぜなら、供給が要因の1つになるからだ。供給がなければ、需要が横ばいか、たとえ減少したとしても、相場の上昇はあり得る。投資の世界には『the cure for low prices is low prices(下げ相場の妙薬は下がった相場)』という言い習わしがある。供給が尽きれば、自ら持ち直す。世界中で石油埋蔵量は減少している。われわれは発見しているよりも多くの石油を消費しているうえ、シェールオイルの採掘業者は倒産している。あるいは彼らはまだそのことを知らないかもしれないが、間もなく倒産するだろう。だから、商品市場に見切りをつけてはならない。」と語っております。
 ロジャーズ氏が上記のコメントを述べた26日のNY原油は38.6ドルまで下落して取引を終えており、投資家の大半が原油価格に対して悲観的な見方をしている時にロジャーズ氏は、上記のコメントのように原油価格の上昇を述べていることは注目でしょう。そして、ロジャーズ氏が上記のコメントを述べた翌日(27日)にNY原油が42.5ドル付近まで暴騰して約6年ぶりの大幅高となったことも、同氏の洞察力の鋭さを裏付けているように感じられます。ロジャーズ氏の今回のコメントから、ロジャーズ氏の先月のコメントを思い出した投資家も多いのではないでしょうか。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事