GOLDのファンダメンタルズと注目要因(11月1日現在)

短期:金には欧州ソブリン・リスクを映しての欧州域内の現物買いフローが存在している。世界的にリスク回避傾向となりキャッシュ化指向に傾く中、伝統的な米国債とGoldの選択に戻る。株価下落でリセッショントレードを継続しつつ債券とGOLDの選択のせめぎ合いが続く。

9月の下落では米国債、米国株回帰が全世界的に発生した。足もとはスイスのグレンコアに代表される物流べースのフローが相場変動につながる全コモディティ。

ボルカー・ルール施行で、米系投資銀行は自己取引から撤退。リスクをとってNY時間で方向感を持って買い、若しくは売りポジションを作っていく動きが無い。インド、中国実需主体の、ふた昔前2005年前の地合いに戻りつつある。

引続き、株価下落(SP500)によるセンチメントの急変を警戒で。欧州債務危機は容易に暗雲晴れず。イタリアは政治問題がからむためギリシャよりも解決の道筋は遠い。

長期:ここからの米緩和スタンス継続と欧州緩和スタンスへの転換は、ユーロ安とドル安の交互進行相場の2012年を迎える。

長期需給背景:インド、スリランカ、モーリシャス等新興国、メキシコ、タイ、韓国等アジア中央銀行による金購入が金の位置付けを変えつつある・伝統的なジュエリー等実需に加え、外貨準備のバランス調整としての金準備拡大・大きな流れの中では、米国景気に浮揚圧力がかかると、いずれは株高ドル安コモディティ高の展開へ戻る・欧州ではコイン等の現物買いが強く、大衆需要背景の上げ相場には強みあり・売り崩し狙いの投機的動きがなく、現物買い切り型の相場形成から地合は現物化=低レバレッジ化・インドの新年ディワリでの現物需要が目先の金価格調整時の底値を形成。

岡藤商事株式会社
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