コメ相場の変動要因

 米穀データバンクは8月6日、「27年産米の収穫予想」を発表した。各都道府県別に7月末までの気象データから作況を予想したもので、全国的な生育はほぼ順調に推移しており、全国の作況指数は100の「平年並み」と予想する。ただ、北海道や東海以西では低温・日照不足の影響が懸念され、地帯別の作況指数は、北海道98の「やや不良」、東北103の「やや良」、関東102の「やや良」、北陸101の「平年並み」、東海98の「やや不良」、近畿・中国・四国100の「平年並み」、九州97の「やや不良」、沖縄92の「不良」と見込む。

 農水省の計画では、27年産米の主食用等生産数量目標は751万トン(作付面積換算142万ha)で、別途、需給均衡のための自主的取組参考値として739万トン(同140万ha)が設定されている。米穀データバンクでは、飼料用米など生産調整の取り組み状況や、生産調整のトレンド、かい廃、各県等への聞き取りを踏まえ、27年産米の主食用等の水稲作付面積を142万1千haと推計したが、飼料用米の取り組みの申請が7月末まで延長されたことから変動する可能性がある。

 作況・作付予測に基づく27年産水稲の7月31日現在における主食用等の予想収穫量は、全国平均で10a当たり533kg、収穫量はおよそ757万トンとなる。26年産実績比およそ31万トン減、生産数量目標比およそ6万トン増、自主的取組参考値比18万トン増…の見通し。

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