週刊石油展望

《海外原油市況》
 第3週のWTI原油は前週比3.1ドル高の102.58ドル、ブレント原油は同2.08ドル高の120.33ドルとなった。
 前週末は、ユーロ圏財務相会合において第2次ギリシャ支援の最終決定が先送りされたことや、ユーロ安/ドル高を嫌気し、利食い売りに押されて下落した。一時97.32ドルまで売り込まれるが、引き続きイラン情勢等の地政学リスクにより、下値が支えられた。週明け13日は一転、ギリシャ議会による財政緊縮法案(EUとIMFからの融資獲得の前提条件の一つ)可決を受けて、景気先行き懸念の後退から急反発した。株価も堅調に推移し、またユーロ高/ドル安の進行や、イラン情勢における緊張の高まりも、買いを誘った。翌14日は、高値調整場面となった。終値ベースで約4週間ぶりの高値となった前日の反動から、利食い売りに押された。また1月の米小売売上高の軟化や株安にも押され、売りが優勢となったが、引けにかけては押し目買いに支えられ、下げ幅を縮小した。15日は、夜間取引から堅調な展開であった。イランが欧州6カ国への輸出停止を決定したとの報で、供給逼迫懸念から買われた。一方、ムーディーズの欧州圏国債の格下げ等によるユーロ安/ドル高が相場を圧迫した。その後、EIA在庫統計(単位:バレル)において、原油が17.1万減少(予想:150万増加)、留出油が286.7万減少(予想:110万減少)したこともあり、おおむね堅調に推移した。16日は、好調な経済指標を背景に続伸し、株高にも支援され、終値で102ドル台まで値を伸ばした。

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