東京ゴムの独歩高でファンドの踏み先行

 東京ゴム先限は7月9日に199円40銭まで崩れたが、その後は一転して反発した。特に、16日は先限が217円50銭まで急騰し、7月9日の安値199円40銭から18円ほど切り返し、市場を“あっと”いわせた。

 当日は上海ゴム、シンガポールともに静かな動きで、上海株も大きく動いていなかった。それでは、なぜ、東京ゴムだけが独歩高を演じたのか。正直いって、その理由は定かではないが、『ファンドが安値でまとまって売り込んでいた形跡があり、その踏みを誘うべき買いを仕掛けた向きがあったのではないか…』(市場関係者)と受け止めている。

 何はともあれ、16日に東京ゴムが前日比5~8円70銭高を演じたことを、市場が驚きをもって受け止めたことは、市場がそうした地合、強基調にあるとも考えられないではないが、しかし、当日の上海ゴム、シンガポールゴムともに、極めて反発力が弱かったことを思うと、今回の東京ゴムの反騰は一過性で終わると見ざるを得ない。

 いや、むしろ、安値で売り込んだファンドが踏んでしまったとすれば、下値でのカンヌキも無くなったことになり、再度、東京ゴムが下値探りの流れに移行した場合は、値崩れするのも早いとも思われる。

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