週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比3.04ドル安の53.61ドル、ブレント原油は同2.32ドル安の59.56ドルとなった。

 前週末3日は米国市場休場もブレントは直近安値60.94ドルを割り込むとテクニカル的な売りを巻き込み1.70ドル強下落、4月の上昇時に開けた窓を埋める形となった。週明けも、ギリシャ国民投票で救済案が否決され金融市場混乱への警戒や中国株式の大幅下落、イラン核協議合意思惑など、リスク回避的な動きを発端に急速に売り圧力が強まり、WTI・ブレント共に期近は4ドル強の大幅下落、4月以来の水準へと値を沈めた。ただ、7/7は短期での急落に対して、製品の押し目買いやユーロの対ドルでの上昇により、WTIは小幅下落、ブレントは0.3ドル程の小反発となり、EIA統計が弱い内容となった7/8も改質ガソリン相場が+5セント弱と急速に切り返すと、WTIこそ売られたものの、ブレントはプラス圏を維持した。その後も中国では政府主導の株価支援策が矢継ぎ早に発表され、上海総合株価指数が5%近い上昇にしたことやギリシャ問題解決期待からリスク回避の動きが後退、またイラン核協議は10日期限までに合意できず、米議会審査の都合上制裁解除が早くても1ヵ月遅れる見通しとなったことからWTI・ブレント共1ドル強上昇し、週後半は安値修正の動きとなった。

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