中国輸入関税が無税の混合ゴムの比率を7月1日から変更した

中国は混合ゴムの輸入関税を7月1日から変更した。これまでは混合ゴムと記載すれば関税は無税とされていたが、昨年12月混合ゴムの規定を天然ゴム88%以下とする取り決めを行った。そうなると、東南アジア諸国は、わざわざ88%ゴム含有の混合ゴムを製造しなくてはならず、大規模な攪拌機が必要となる。現状では東南アジアにそのような設備をもっている供給業者はいない。そのため東南アジア諸国からの混合ゴムの輸入が減少することになる。これを案じた中国ゴム工業会は中国政府に働きかけ、適用の延期を願い出ていた。その結果、今年7月1日まで適用は延期されていたが、今月1日中国政府は予定通り混合ゴムの規定を上記のように明確にした。この影響で7月1日の上海ゴム価格は+2.6%上昇した。中国のアナリストはさらに数日価格は上昇するだろうという。7月1日付のChinese National Bussiness Dailyによれば、Zhongce Rubber社のShen Jinrong社長は、『中国製タイヤの生産コストはこれにより12~13%上昇し、世界的な競争力が損なわれるだろう。2014年中国は160万トンの混合ゴムを輸入しているが、新たな制度となれば、中国のゴム工業会にとっては240億元(約4742億円)のコストアップになり、タイヤ業界にとっては大きな問題だ。』と述べている。一方で、中国天然ゴム協会のZhen Wenrong会長は、『新しい制度によって東南アジアからの混合ゴムの品質は安定するだろう』と述べている。

zu

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事