週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比3.13ドル安の56.65ドル、ブレント原油は同1.65ドル安の61.88ドルとなった。

 前週末6月26日は特段材料難から揉み合いの推移となったが、週が明けて売りが優勢な展開へと転じていった。
 週初めは前週末27日に開催されたユーロ圏財務相会合でギリシャ支援が否決されたことによるリスク回避で、東京時間から大幅に下落してスタートした。ただ、欧州時間後は株売りのユーロ買いが散見されドルが急速に軟化したことで下げ幅は削られた。翌30日は反発、米原油在庫が減少見通しであったことに対する思惑が要因となった。翌1日は反落、米原油在庫がAPI、EIAともに予想外に増加し、受け渡し地クッシング在庫の増加が嫌気されるとともに米高指標を受けた対ユーロでのドル高に圧迫された。2日は翌営業日が休場となることから米国雇用統計が前倒しで発表となり、おおむね予想を下回ったことでドル安推移から連休前のショートカバーから反発する場面も見受けられたが、その後ギリシャの不透明感などからドル高方向に振れるとともに、イラン交渉を控えた供給懸念もありマイナスサイドまで転落した。

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