ゴムは下げ一服でアヤ戻り 215円30銭がポイントに

 上海ゴム9月限はほぼ1ヵ月で4月央ばの水準まで崩れた。5月7日のトン当たり1万5,270元、6月1日の1万5,245元でWトップを形成したあと一本調子で下げ、6月30日には1万2,615元まで値崩れを強いられた。

 この間の下げ幅は2,630元、一人民元19円83円(7月3日)で計算すると、トン当たり5万2,153円、キロ換算で52円強も下がったわけだ。

 4月9日の安値が1万2,205元だから、この安値にあと約400元、トン当たり7,932円、キロ換算であと8円に迫ったことは、裏を返せば、強気勢は強烈なダメージを受けたことになる。これを表わすように、中心限月の9月限の取組高は5月4日に28万6,288あったものの、7月30日現在では14万3,012枚と、14万3,276枚も減少している。

 これから中心限月となる2016年1月限は5月4日時点が5万1,076枚、7月3日現在では9万5,234枚で、これは4万4,158枚増えている。9月限から2016年1月限に乗り換えが進んでいるため、1月限の取組が増えているにしても、9月限と1月限を合わせた取組が5月4日に比べて10万枚弱も減っているのは、やはり、投機筋の資金流出を裏付けているといえる。

 それと、上海ゴム9月限と2016年1月限のサヤを見ると、トン当たり1,215元もある。これを円換算すると2万4,100円弱、キロ換算で実に24円にもなる。

 東京ゴムの8月限と12月限のサヤが11円ほどだから、余りにも上海のサヤは大き過ぎといえる。

 上海ゴム1月限が9月限に比べて、なぜ、これほどのサヤを買うのか。それは、中国の天然ゴムの生産期が3月から11月といわれるのに対して、12月から2月は生産を休む。つまり、端境期の時期にあるため、9月限に比べて1月限の価格が高いといえる。

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