上海ゴムの崩れが大きい 東京でも現物の重圧強まる

 東京ゴム先限は先週末の26日に225円60銭まで下げた。6月2日の高値247円90銭からの下げ幅は22円強に達した。しかし、上海ゴムの中心限月である9月限は6月1日の高値トン当たり1万5,245元から26日の1万3,175元まで2,070元安、国内に換算するとトン当たり4万1,400円、キロ換算で実に41円強の下げとなっている。

 このように、上海ゴムが下げ足を早めたのは上海株の急落を嫌気して手仕舞売りが先行、更に、5月20日の安値1万3,545元を大幅に割り込んだことからテクニカルの売りとが重なり、大幅な下落を余儀なくされたものだ。これで、1万3,000元台を割り込んでしまうと、次のターゲットは4月9日の1万2,205元となる。6月26日の安値1万3,175元から4月9日の1万2,205元まで下げると、その下げ幅は970元、キロ換算すると約20円弱になる。

 これを東京ゴム先限の安値225円60銭(6月26日)に当てはめると205円まで下落してもおかしくない計算になる。

 そこまで、東京市場が下落するかどうか判らないが、上海主導でゴム相場が動いているだけに、東京ゴムが20円まで下げなくとも、下げ余地はかなりあることが予測出来よう。

 次に注目の東京ゴム6月限納会は216円40銭と平穏に幕を引いたが、しかし、受け渡しが1,297枚と多かった。納会前の市場の予想は1,000枚前後とされていたが、これほどの荷が集まったのは、5月12日に226円80銭の高値を示現、そこで産地タイとの間で現物の成約が進んだからだ。

 とすると、6月2日には247円90銭の高値を出しており、タイの6月積、あるいは、7月積の成約を活発化させる可能性もあり、今後とも東京商品取引所の生ゴム指定倉庫在庫を増やすことが考えられる。

 6月10日現在で1万2,784トンまで増えた在庫が1万4,000トン、1万5,000トンと増えるかどうか目を離せない。

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