FOMCを受けた金(GOLD)市場見通し

 連邦準備制度理事会(FRB)は17日、連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り、事実上のゼロ金利政策の維持を決定。
FOMC声明で「年内に2度の0.25ポイントの利上げ」が示唆されたことを受け、ドル円は124円台まで急伸したが、2016年と2017年の政策金利水準見通しが下方修正され、従来よりも利上げペースを急がない姿勢が示されたことなどから利益確定を進める動きなどで戻りを売られて長い上ヒゲ形成となった。メンバーによる2015年の政策金利見通しは、中央値は前回と同様の0.625%で年内2回の利上げを示唆したが、メンバーのうち7人が年内の利上げについて0~1回と予想、前回の3人から増加した。GDPの見通しも2.3%~2.7%から1.8%~2.0%と引き下げ、利上げに対しての慎重な姿勢を示した。
 強気の5月雇用統計を受け上昇していた米2年債利回りは、FOMCを受けて、ほぼ雇用統計発表前の水準まで低下した。6月入り後、ドル円は米金利が上昇しているにもかかわらず、G7でオバマ大統領が「ドル高は問題と発言」との報道(後にホワイトハウスが否定)に続き、黒田日銀総裁が国会で「実質実効レートでここからの円安はありそうにもない」との発言を受けて、軟調に推移していたが、徐々に6月5日の天井感が高まる可能性。

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