ゴム市場分析「安値取組の上海ゴムに注目」

東京ゴムは、4月21日の安値(196円)から6月2日の高値(247.9円)まで51.9円上昇し、15日11時時点で230円付近まで下落し、上げ幅に対する「3分の1押し」となりました。上海ゴムの取引中心限月となる9月限は、5月7日に1万5270元まで上昇し、6月1日に1万5245元まで上昇したことを受けて、テクニカル的なダブルトップが意識されて下落に転じました。そして、5月上旬からの下値抵抗線となる1万3600元付近まであと200元ほどにまで迫りました。また、シンガポールゴムRSS3号も先週末に一時183セントまで下落し、5月上旬からの下値抵抗線となる180セント付近が意識されるようになりました。東京や上海、シンガポールのゴム市場が共に下値抵抗が意識され始めたことから、そろそろゴム市場の修正安局面が終了するのかもしれません。
ゴム市場が4月下旬から1ヵ月半ほど上昇した主な原因は、産地の大手ゴムメーカーによる安値非売運動の広がりでしょう。世界生産の2割を占める大手ゴムメーカーであるスリトラン・アグロインダストリーとハルシオン・アグリが大幅な価格引き上げ計画を表明し、それにタイやインドネシアの複数の大手ゴムメーカーが賛同しました。それによりシンガポールゴムRSS3号が4月安値となる165セント付近から1週間ほどで180セント台まで上昇し、それ以来、180セント付近が下値抵抗線となっていることから、183セントまで下落してきたシンガポールゴムの下値抵抗が今後強まりそうです。

1ページ目に添付するチャート

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