週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.56ドル安の57.71ドル、ブレント原油は同1.22ドル安の61.81ドルとなった。

 前週末5月29日はドル相場の軟化や米環境保護局(EPA)がエタノール生産水準を引き下げたことによる原油、ガソリン需要の高まり期待が広がる中、週末、月末を迎えたショートカバーの動きが強まり急伸した。週明けはサウジの高水準な生産継続やイラクの増産から供給過剰懸念により反落スタートとなったものの、翌2日はサウジのヌアイミ石油相が下期の需要改善見通しを示したのに加え、EIA統計で米原油在庫が昨年8月以来となる5週連続の減少見通しや対ユーロでのドル安進行でテクニカルな動きが強まり急反発となった。しかし、3日はEIA統計で米原油在庫が減少して一時5月13日以来となる61.43ドル(WTI期近)まで上昇したものの、5日のOPEC総会で市場の一部から生産目標が引き上げられるのではとの見方が出るなど価格上昇への懐疑的な動きが加速して急反落。翌4日もOPEC総会を控え神経質なムードが広がる中、世界的な供給過剰の長期化懸念などに圧迫され大幅続落となった。

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