ゴムは頭打ちしたのか それとも単なる押しか

 東京ゴム先限は6月2日に247円90銭まで上昇したあと反落、4日には236円20銭と高値から約12円安を演じた。先週末には強気筋の買いに反発、240円の攻防戦となっているが、強気筋としては、ここで上げ幅約33円の半値押しに当たる232円どころまで下げさせれば、高値での因果玉が多くなり、強気が不利になりかねない。

 だから、必死で買い支えないと相場の流れが弱気主導になる恐れがあり、何とか高値に持っていきたいというのが本音だろう。

 ただ、これまで上げをリードしてきた上海ゴム9月限が5月7日のトン当たり1万5,270元、6月1日の1万5,245元ときれいな“Wトップ”を形成している。しかも、6月1日の1万5,245元を高値に6月4日の1万4,075元まで一気に1,170元下落した。この下げ幅は5月20日の1万3,545元から6月1日の1万5,245元までの上げ幅1,700元の3分の2押しに当たる1万4,100元を下回る。

 さすがに、先週末は反発へと転じたが、ひと頃のような強い反発力は無くなっている。前述の1,170元安といえば国内換算でトン当たり2万3,400円、つまり、キロ換算で23円強も急落したわけだ。この下げを取り返すには高値因果玉を全て吸収する必要があるわけで、5月7日と6月1日の“Wトップ”を抜くには相当な強材料とエネルギーが必要と思われる。

 これで、なかなか“Wトップ”を抜くことが出来ないと、今度は嫌気売りを誘う恐れもありそうだ。目先、一時的に反発しても戻りを売られて1万4,000元を割るようなことがあれば、5月20日の1万3,545元が視野に入ってくる。

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