週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比2.32ドル安の58.27ドル、ブレント原油は同3.34ドル安の63.03ドルとなった。

 前週末22日はメモリアルデーを含む3連休を控え、米原油在庫減少等で急伸した前日の流れに対する修正と、米経済指標の改善やイエレン議長が年内利上げの可能性を示唆したことによるドル高で反落となった。週明けは米、ロンドン市場共に休場だったが、米原油在庫減少等を受けた需給改善期待から時間外取引で上昇した。翌26日は複数の米経済指標の改善でドル高が大きく進行したことから大幅下落となった。翌27日は翌日発表のEIA統計で原油在庫が4週連続で減少する見通しも、イラクが6月に原油輸出を大幅に増加する計画にあるなど、OPEC各国からの供給過多との見方から続落となった。翌28日は小幅に反発。API統計での原油在庫の予想外の増加も、ガソリン在庫が予想以上に減少したことから下支えされたものの、ギリシャ債務問題への懸念や米経済指標の改善、FRB幹部の利上げに関する発言を受けた米早期利上げ観測によるユーロ安ドル高で序盤は下落していた。しかしその後は一変。EIA統計では生産は増加していたものの原油在庫が4週連続で減少し、為替では週末・月末を控えたポジション調整のユーロ買いドル売りがの動きがあり、前日より上昇して引けた。

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