ゴムは引き続き“高値波乱”の恐れ 売りチャンスを静かに待つ弱気筋

 ゴム相場が想定外の反騰相場を演じた。上げ相場をリードしている上海ゴム9月限は5月20日のトン当たり1万3,545元から28日の1万5,150元まで上げ幅が1,605元、国内換算トン当たり3万2,100円高、キロ換算32円10銭高。一方の東京ゴム先限も5月20日の215円30銭から28日の242円90銭まで27円60銭高。2014年3月17日の高値244円80銭に迫っており、これを抜くと次の目標値は2013年12月16日の287円90銭となる。

 ポンポンと相場がハネ上げ続けることが出来るかどうか判らないが、今回の急騰劇も中国系ファンドの買い攻勢がキッカケといい、その資力と腕力は東京の比ではない。

 上海市場では中心限月の9月限出来高が一日で40万~50万枚は当たり前、多い時は70万~80万枚に達し、中国系のファンドが買う。東京市場でもやはり、中国系ファンドが買い上げているようで、弱気して売りポジションにあった投機筋はことごとく踏まされた格好だ。

 となれば、弱気筋の勢力は弱まり、強気筋の思い通りの相場になりやすい。しかも、上げ過程で利食しながら回転しているから、いわゆる、『怖いものなし』というのが強気筋の心理状態といえないだろうか。

 本来であれば、5月28日の高騰相場で上海、東京ともに長い上ヒゲをつけ、更にRSI(相対力指数)も70ポイントを突破、29日が週末とあって急落してもおかしくなかった。しかし、同日は朝方に多少下げたが、すぐに反発して高値で終わるあたり、値頃感で売りを仕掛けるとシッペ返しを喰いかねない。

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