東京ゴム市場分析

 上海ゴムの25日(月曜日)夜の夜間取引が4%高となる急騰となり、翌26日からの東京ゴムと上海ゴムが3連騰となりました。中国政府の輸入関税の大幅引き下げによる内需刺激策に25日夜の上海ゴムの夜間取引が反応したようです。26日の東京ゴムは、後場から2回目のサーキット・ブレーカーが発動する急騰となり、その後、日中取引の終了間際からドル円が1ドル=122円台に突入して急騰を始めました。今週のゴム市場は、多くの強材料の出現により大幅上昇となりました。
 タイ農業協力部から「タイ政府は2ヶ月以内にRSSをキロあたり65バーツにまで押し上げる計画をしている。」ということが伝えられたことも印象的でした。タイ・ハジャイのRSS3号現物価格は、今月上旬から終始じり高基調を続け、28日時点で61.59ドルとなり、政府目標に向って上昇を続けているようです。タイの農業担当副大臣が同国天然ゴムプランテーションを100万ライ(16万ヘクタール)減少させたことを発表しており、2015年の同国天然ゴム生産が従来見通しの440万トンから390万トンに減少する見通しとなったことを発表したことは、インパクトがありました。生産高見通しが50万トンも下方修正されたのですから、世界の天然ゴム需給が供給不足に転じる可能性が高まりました。また、天然ゴムの3カ国連合(タイ、インドネシア、マレーシア)にベトナムが加盟することとなり、これまでの3カ国連合が4カ国連合となりました。そうした体制強化により4カ国連合は、「世界生産の70%を占める4カ国連合の協力が、ゴム価格を後押しする原動力となる。」と述べております。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事