東京金、夏場に向けて上昇を予想

ドル円の上昇が著しい。5月22日にイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で、経済が予想通り一段と改善すれば 年内の利上げ開始が適切との考えを表明したことで、26日には、3月10日につけた年初来高値の122円04銭を超えるとドルショートのストップロスの買いが強まり、122円60銭台まで急伸した。ドル買いの流れは3連休明けのNY市場にも引き継がれ、米国の4月耐久財受注や4月新築住宅販売件数、5月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数がいずれも予想を上回ったことで、123円台に突入した。27日は、特段ドル買いとなる経済指標の発表はなかったが、一時124円09銭と、2007年6月22日以来およそ8年ぶりに124円台に乗せた。28日の東京市場では、124円30銭まで上昇し、2007年6月の高値124円15銭を超えたため、チャートからは2002年1月の高値135円10銭が次の上値のメドになるとの見方が出ている。さて、イエレンFRB議長が、「年内のある時期に利上げ開始が適切」述べたことで、ドル買いに火が付いたようだが、同議長は断定したわけでなく、「私が期待するように経済が改善したら」と前置きしている。しかも、「利上げを支持するためには、労働市場の継続的改善と中期的にインフレ率が2%に戻るという確信が必要」とも述べ、「経済状況が予想より早く改善すれば、利上げも早まるだろうが、芳しくなければ、金融正常化ペースは緩慢になる。」と、利上げは経済指標次第と従来と変わらない姿勢を示した。

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