ゴム市場分析

スリトラン・アグロインダストリーやハルシオン・アグリなどインドネシアの大手ゴムメーカーが大幅な価格引き上げ計画を先月21日に表明し、それにインドネシアやタイの複数の大手ゴムメーカーが賛同したことを受けて天然ゴムが急騰しました。スリトラン・アグロインダストリーとハルシオン・アグリによる天然ゴム生産が世界全体の2割を占めることから、影響力も大きかったようです。それらの大手ゴムメーカーは、シンガポールゴム市場での大幅な価格引き上げを計画していることから、今後のシンガポールゴム市場の動向が注目されます。
 上海ゴムの9月限(取引中心限月)は、先月21日に複数の大手ゴムメーカーが価格引き上げ計画を表明したことを受けて急騰し、7日に1万5270元まで上昇して2ヶ月前の高値を1635元も上回りました。1635元をキロあたりの円換算にすると、1635元÷1000kg×19.4831円(元円換算)=約31.8円換算となります。それに対して東京ゴムは、5月12日に266.8円まで上昇し、2ヶ月前の高値を0.1円だけ上回りました。その後、上海ゴムは下落し、20日に一時1万3545元まで下落したことにより、先月21日からの上げ幅の「3分の2押し」を形成しました。一方、シンガポールゴムRSS3号は、6日に186セントまで上昇したものの、20日終値が181セントであり、今月4日以降で180セント台を割り込んでいないことから、上海ゴムや東京ゴムの急落に反してかなり堅調に推移しております。

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