雇用統計を控えた金・原油相場見通し

 前回の当欄で指摘したように、NY原油は底固めから上放れ、60ドル台を回復した。足元では6日に上ヒゲ形成した事で、調整が入りそうな形状となっているが、欧州財務相会合や雇用統計前のポジション調整含みの動きと見られ、1月と3月安値でのダブルボトムを再度、割り込む可能性は大きく後退している。
 NY原油・ブレント原油に続いてユーロドルも、ダブルボトムを完成しており、米雇用統計の悪化に伴う株価急落や、ギリシャ破綻などのネガティブサプライズがなければ、5月の最終月曜日のメモリアルデーから米ドライブシーズンに入る事で、高水準の原油在庫も減少傾向となる事が予想され、例年の季節傾向通り、夏高パターンが意識されそうだ。上値の目処は、200日移動平均線(5/7:69.03ドル)。2014年6月高値~2015年3月安値までの下落幅に対する38.2%戻しが67.13ドル。半値戻しが74.88ドル。下値支持は基準線と重なる心理的節目55ドル水準。
 底打ちは確認されたものの、かつてのような100ドル相場が復活する可能性は低い。リーマンショック後の立ち直り相場の際も、38.2%戻しを達成後、値幅調整・日柄調整が行われた。リーマンショック時との比較でも日柄から一旦は値幅か日柄での調整が入っても良い時間帯だ。

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