ゴム市場分析「大手ゴムメーカーが価格引き上げの方針を表明」

 東京ゴムは、3月下旬から4月中旬にかけて25円ほど急落し、その後小動きを続けていたものの、21日に突然サーキットブレーカーを伴う急騰となり、3日続伸しております。産地の大手ゴムメーカーが価格引き上げの方針を表明したことで、上海ゴムや東京ゴムが急騰しました。
 スリトラン・アグロインダストリーなどアジアの大手ゴムメーカーは、シンガポールゴム取引所(SICOM)の指標価格付近での価格設定をやめ、大幅な値上げを行う計画を表明しました。スリトラン・アグロインダストリーの広報担当者は、「シンガポールゴム取引所の相場はもはやゴム生産の実際のコストを反映していない。」と述べ、シンガポールゴム取引所への受け渡しをやめるとも述べており、今年下半期からシンガポールゴム取引所の先物相場に大幅なプレミアムを乗せた価格を求める方針も表明しました。また、大手ゴムメーカーのハルシオン・アグリもスリトラン・アグロインダストリーと同様の方針をとることを表明しており、この2社に販売価格の大幅な上方修正をされると、世界の天然ゴム市場が大幅高する可能性もあります。また、他のインドネシアの生産者も両者に足並みを揃えていることも伝えられております。

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