NY原油は底固めから放れ待ち

 NY原油が底固めに移行してきた。リーマンショック後の急落局面では、147ドル台から32ドル台まで6ヶ月間かけて暴落を演じ、3ヶ月程度の保合いを経て、夏高へ向かったが、今回も同様のパターンを演じそうだ。2014年6月高値から2015年1月安値まで7ヶ月かけて暴落し、3月に2番底を付け、足元は45-55ドルの保合い入りとなっている。98年安値を起点とした長期上昇トレンドも、ザラバでは何回か割り込んだものの、月足終値ベースでは維持されている。
 NY原油はユーロとの相関も高く、ユーロが底抜けすると、もう一段安値も想定されるものの、3月高値を上抜けるとダブルボトムが意識されるチャート形状となっている。まずは、ユーロドルが3月安値を維持するのか否かが焦点だ。割り込めばパリティが意識されるものの、突込みは買い拾われると見る。

 記録的な原油在庫の高水準が上値を抑えているものの、5月の最終月曜日のメモリアルデーから9月第一月曜日のレイバーデーまでが米国のドライブシーズンに当たり、例年、この時期からガソリン需要増加に伴い原油在庫は減少傾向を辿る。

 欧州リスク(ギリシャのEU離脱)などによる金融市場の波乱がなければ、50ドルを中心としたレンジが継続した後は、保合い上放れとなりそうだ。現在のレンジ相場が継続すると、一目均衡表では実体が雲の下から雲の上限へ値位置は移動する。基準線と転換の好転に続き、遅行線も日柄経過と共に好転し、三役好転となりそうだ。

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