東京ゴムは200円大台を維持出来るか 期近3本の動きが不気味でサヤ関係に注意

 東京ゴム先限は4月1日に203円90銭と3月11日の203円50銭にあと40銭に迫った。先週末の日中取引でも203円90銭に面合わせする地合の弱さを見せつけている。

 1月21日の安値である190円90銭、3月2日の高値である228円70銭の中間値は約209円であり、それよりも下値に抜けた点で、目先的には売方有利になったと見ることが出来る。力関係がこのように変化すると、買方が玉整理を強いられる恐れがある。

 前回の本欄で指摘した通り、東京商品取引所発表のカテゴリ別取組高(2分類)で、依然として非当業者の買い越しが6,600枚から残っている。

 取組高が3月26日の3万0,257枚をピークに、4月3日現在では2万6,199枚まで減少しているが、それでも非当業者の玉整理が遅れているといわざるを得ない。

 これで、東京ゴム先限が200円大台を割り込めば、次の安値は2月2日の194円80銭、1月21日の190円90銭となる。昨年12月11日の188円を含めて190円前後まで下落するかは、非当業者の玉整理にかかっているといえる。こうしたなかで、売方勢がどの水準で手仕舞買いに出るかもポイントとなる。

 とはいえ、タイ政府が市況対策に躍起となり、120億バーツの資金でざっと20万トンの天然ゴムを買い上げる道中にあること、一方で、タイは季節的な減産真只中にある。現物の供給が潤沢ではない時期にあるだけに、先限が200円大台を割ったとして、それを追いかけて売るほど下値が深いのか、売り妙味があるかどうかである。

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