一目均衡表は弱気だがエリオット波動は底入れ期待の強気

一目均衡表をみる上で重要だといわれている点は、転換線が基準線を上回るか下回るかでトレンド変化が出てくるケースと、2つの先行スパンで囲まれた抵抗帯を上抜くか下抜くかでもトレンドが変わってくるケースである。

足元の東京ゴム先限はどうかというと、既に3月中旬の時点で転換線は基準線を下回りトレンドが変化する前兆が現れていた。更に、4月1日までの下落により先限は一時203.9円まで安値を追った結果、205円付近にある抵抗帯の下限値をわずかではあるが割り込んだ。一般に、この状態となった相場は、「完全な方向転換」と見なされる。

従って、相場は先週末から続落しているが「もうはまだなり」でこれから一段下げが待っている可能性があり、200円大台を割り込む展開となることも否定できなくなっている。相場の流れや人気次第では今の上昇相場の起点となる195円付近まで下落することも考えられる。

中国の製造・非製造業PMIや日銀の短観などの景気指標、あるいは原油やプラチナなどの他商品動向など、刺激材料はあることはあるものの、マーケットに与える影響力はいずれも弱く決定力不足である。このため足元のゴム相場はこの一目均衡表などのテクニカル要因がより材料としての重みを増している。

テクニカルの悪化が市場心理も暗くさせた場合、先行きの弱気見通しは更に広がる公算が強い。相場の値動きはファンダメンタルズが基本だが、それが全てではなく、テクニカル要因、センチメントも需要なエレメントとなるためだ。いや、むしろ後者のほうが変動要因としての比重が高いとする見方もある。

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