原油市場分析「ようやくファンドの手仕舞い売りが入る」

 CFTCから27日に発表されたNY原油の建玉明細では、3月24日終了週時点での大口投資家による買いこし枚数が前週比3万6601枚減の20万6887枚となり、1週間での買いこし枚数の減少が昨年5月以来の大幅減少を記録しました。しかも、2週連続での大幅減少です。昨年10月頃から原油価格が急落を続けたものの、大口投資家による買いこし枚数が26~28万枚付近で推移し、なかなかファンドなど大口投資家の手仕舞い売りが進まない状況が続きました。しかし、3月10日頃から2週連続でファンドなど大口投資家の手仕舞い売りが加速しました。10月からの原油の大暴落でも手仕舞い売りを我慢していたファンドが、今月になって初めて大量手仕舞い売りに動いたことにより、ポジション整理が一気に進みました。今月10日ごろから原油市場を取り巻く雰囲気が弱気一色になったことにより、ファンドの大量の手仕舞い売りを誘ったと考えるべきかもしれません。ファンドなど大口投資家が10ヶ月ぶりの大量手仕舞い売りを行った直後であることから、ここから原油市場に対して強気な見方も一考ではないでしょうか。

3月31日みんなのコモディティー

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