ゴムは非当業者の買い玉整理が先行も 需給面で大崩れは考えにくい

 東京ゴム先限は3月11日の安値203円50銭から17日の高値215円20銭まで11円70銭上昇した。そして、3月20日に212円40銭まで下げてから再び反発、3月24日に217円80銭まで上昇し、3月17日の215円20銭を抜く強さを示した。しかし、先週27日には211円50銭まで下げ、20日の安値212円40銭を若干とはいえ下回ったことは決して良い足取りとはいえない。

 もう一つ気懸りなのは東京ゴムのカテゴリ別取組高(2分類)を見ると、非当業者の買いが大幅に増えている点だ。

 具体的に3月2日の非当業者のポジションは1万1,273枚売りの1万8,614枚買いで、差し引き7,341枚の買い越しだった。それが3月26日現在では1万1,311枚売りの2万2,886枚買いで差し引き1万1,575枚の買い越しと急増している。双方を比較すると売りは38枚の増加にとどまる一方で、買いは4,272枚も増えて買いが売りの約倍に達しているのに対して、価格が伸びない点が危惧される。

 これで、東京ゴム先限が210円台を割り込むような展開になると、当面は買い玉の整理による安値が考えられないではない。この整理過程で先限がどこで下げ止まるかが大きなポイントになる。先限が210円台を割り込んだ時点で下げ渋るか、それとも、3月11日の203円50銭を維持出来るかどうかで、目先、市場の人気が変化するものと思われる。

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