金市場分析「4月は金市場のターニングポイント」

 今月18日のFOMC声明後からドル安基調に転換し、ドルの代替銘柄としてNY金が上昇に転じました。FOMCが18日に発表した参加者の予測によると、2015年末のFF金利誘導目標の予測中央値が0.625%となり、昨年12月時点の予想(1.125%)から大幅に引き下げられました。また、モルガン・スタンレーがまとめたフェデラルファンド(FF)金利先物の動向に基づく見通しによると、FF金利誘導目標を引き上げる見通しが6~7カ月後となり、今年9~10月頃の利上げが予想されております。一時は6~7月頃の利上げ見通しとなっていたことから、今回のFOMCにより利上げ見通しがかなり後退したことが伺えます。
ドルインデックスにおけるファンドなど大口投資家のポジションは、2014年6月から買いこしに転じ、その後10ヶ月も増加を続け、3月10日に8万1270枚まで増加し、17日時点で7万9726枚の買いこしです。昨年6月頃より利上げ観測が高まり続けると共にドル高基調が続き、一時は6月頃の利上げ観測まで台頭しました。しかし、先週のFOMC声明を受けて利上げ観測が大きく後退した事から、昨年6月ごろより膨れ上がったファンドのドル買いポジションに対する手仕舞い売りがしばらく進むことも予想されます。

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