タイ政府の現物買い上げが継続されるか それとも中断に追い込まれるか!?

 東京ゴムの出来高が減少している。3月10日以前までは1日の出来高が1万枚、あるいは、時に1万5,000枚を上回っていたが、最近では5,000~6,000枚に減少、20日には3,000枚強まで減少する有様だ。

 上海ゴムやシンガポールゴムも同様に値動きが少なく、投機妙味も薄れているが、直接の原因は相場が方向感を失っているからだろう。

 要するに、『下げるなら下げる』、『上げるなら上げる』なら自ずと出来高も増えるのだろうが、『タイ政府が市場で現物を買い上げ、更に季節的な減産期で内外ともに下値も知れている。かといって、これらの材料も新鮮味に欠けており、新規に買いにくく、これでは仕掛けようがない』、『東京ゴムが高値を出して、タイから荷を呼んで東京商品取引所の在庫が大幅に増えれば下落しようが、まとまった成約が出来ているとの情報はない』、『東京ゴム先限のケイ線を見ても判る通り、210円以下の安値で売り込んだ玉と、一方で215円以上で買いついた高値因果玉の板挟みで当面大きく動けそうにない』などの声が市場関係者から聞かれるのが実情で、ハッキリと相場の方向が見えるまでは閑散商状を強いられる恐れもある。

 こうしたなかでの注目点は今週25日(水)の当限納会がどうなるかだ。受け渡しは800枚ほどと読まれているが、これを某筋が受け切れなければ急落納会、受け切って800枚を吸収出来れば高納会となるだろう。前者のように急落納会であれば、これをキッカケに4月限以降が急落して逆ザヤ修正に動こう。

 逆に高納会であれば、4月の新規入着が少ないだけに、これをキッカケに4月限以降が浮動玉薄を映して上昇力を強めることが予想される。この場合は逆ザヤ相場が持続するということになる。

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