週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比3.83ドル安の47.11ドル、ブレント原油は同3.68ドル安の57.12ドルとなった。

 前週末6日は米国原油在庫が高水準を更新し続けていることや、米国の雇用統計の非農業部門雇用者と失業率が予想を上回ったことによるドル高に圧迫されWTI・ブレントともに下落した。

 9日には米国のクッシング在庫が予想ほど増加しないとの調査などからWTI原油が買われ、一方ブレント原油はECBの国債購入に伴うドル高進行に圧迫され売られる展開となる。翌10日は原油自体に真新しい材料がないものの、増加予想のEIA在庫やECBの国債購入開始による対ユーロでのドル高に圧迫され下落。ブレントはテクニカル上のサポート57.8(2/19 安値)を下抜け下げ幅を拡大した。11日には米原油在庫が予想通り増加したことでWTI原油が圧迫され下落したが、ブレントはイラクの輸出計画の低下を受けてか1ドル超反発した。12日には急速な対ユーロでのドル高に調整が入った影響で反発局面も見受けられたが、オマーン当局者が米国以外の供給過剰を指摘したことなどから戻りは売られマイナスサイドに沈んだ。週通して対ユーロでの急速ドル高にブレントが圧迫されるとともに、WTIは米国の供給面での過剰さが意識され両油種ともにさえない展開であった。

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