金・白金の鞘修正へ

 金(ゴールド)と白金(プラチナ)との価格差は、昨年の米国の債務上限引き上げ問題や欧州ソブリンリスクに伴うリスク回避の動きから逆転(プラチナの方が金よりも割安)した。金の鉱山生産高規模は年間約3000トン弱に対して、白金は年間約200トン弱しかない。需給規模が小さな分だけ白金の希少価値が高い事で、金よりも価格が高い(上鞘)のが常態であった。それが、昨年の夏頃から2008年のリーマンショック以来の価格差逆転となった背景だが、年が明けて、NY金とNY白金の価格差が縮小し始めている。

 金と白金は、基本的には同じ貴金属として相関の高い値動きをとる。ただし、需要項目を比較してみると金が宝飾用や投資用比率が高いのに対して、白金は自動車触媒などの産業用比率が高い。この事から、金との相関と共に、株価が大きく動く際には、株価との相関の高さが表面化するのが白金の特徴とも言える。

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