当面は高値因果玉の整理が優先

 東京ゴム先限は先週6日に209円40銭まで急落し、3月2日の高値226円70銭に比べて17円弱も下げた。この下げ幅は1月21日の190円90銭から3月2日の226円70銭に至る上げ幅約36円に対する半値押し近くであり、強気筋にとってはショックな下落だったといえる。ケイ線(東京ゴム先限日足)も2月24日の212円10銭を下回っており、足取りは悪化した。

 なぜ、今回のような急反落があったのか。特に、下落の引き金になるような材料は見当たらなかったが、要は、1月21日の安値190円90銭から3月2日の高値226円70銭での上昇過程で強材料をほぼ織り込んだからだろう。

 つまり、タイ政府の現物買い上げが終了したとか、タイの生産が大幅に増えているなど需給要因にもとずくものではない。

 あくまでもテクニカル要因によるものと思われる。その典型が東商取(東京商品取引所)で発表されているカテゴリ別取組高に表れている。

 具体的には昨年12月24日の非当業者のポジションは2万0,412枚売りの1万6,053枚買いで、差し引き4,359枚の売り越しだった。それが3月5日には1万1,467枚売りの1万9,089枚買いで、差し引き7,622枚もの買い越しに変わった。

 特に先限が210円を上回ってから買い越しが急増している点を考慮すると、当面は高値因果玉の整理が先決で、それによって安値を強いられる恐れ大だ。

 3月6日時点の非当業者のポジションは1万1,184枚売りの1万8,715枚買いで、差し引き7,531枚の買い越しに減少したが、因果玉の整理はこれからと見た方が良いだろう。

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