金(GOLD)に新たな強材料!?

3月に入り、ウクライナ問題やギリシャ問題が解決した訳ではないものの、先送り的な格好での妥協案で一服感のある中、市場の関心はドラギ総裁の会見、そして、週末の雇用統計に向かっている。

ドル円は120円を上値抵抗とした三角保合いに移行中。一方のNY金は1200ドルを挟んだ保合い形成だ。95年の超円高局面と今回の円安局面は、(逆目メモリにすると)自己相関の高い状態が続いているが、日柄からは、そろそろ放れる時間帯に入ってくる。週末の雇用統計は、そのきっかけになるかもしれない。自己相関通りになるなら円高加速、反対に相関が崩れるなら、崩れた方向に大きく動く原則から円安加速が想定される。ドル安が加速した場合は、NY金は反発。ドル高が加速した場合は、NY金は下値トライとなろう。もう一つのシナリオは、雇用統計が強弱マチマチで、いずれの方向にも放れきれずに保合いを継続する格好だ。この場合は、NY金も引き続き、保合いを継続するだろう。ただし、自己相関が崩れた状態で3月もドル円の保合いが続くようなら、ドル円のアノマリーが多く重なる4月~5月GW前後に、より大きな放れの動きとなる可能性に注意したい。小さな波の間は静観、大きな波を取れるよう待ちかまえたい。

仮にドル高加速となった場合でも、ドル建ての金は一時的な下押しは想定されるものの、押し目では新興国を始めとする実需や投機買いが下値を支えるだろう。欧州リスク・地政学リスクは消えた訳ではない。

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