金市場分析

今週は、米ナスダック総合株価指数が15年ぶりに5000ポイント台を回復し、ユーロドルが2003年以来の安値を付けました。そうした株高によりリスクヘッジとしての金が圧迫され、ドル高によりドルの代替銘柄としての金も圧迫されました。また、NYダウが2月20日に昨年末に記録した最高値を更新し、その後も3月2日に向けて上昇しました。それでもNY金が2月28日ごろから下げ渋りの様相を呈していることから、NY金の地合いが強まってきたように感じられます。 
CFTC発表によるNY金の建玉明細では、ファンドなど大口投資家の買いこし枚数が1月27日時点の18万8925枚から2月24日時点の12万6171枚まで大幅減少しました。NY金が1300ドル強から1200ドル割れにまで急落したことでファンドの買いこしが大幅減少しましたが、前週までの「1週間で約1万9000枚減少ペース」から、先週末の発表が「1週間で5563枚の減少」となり、買いこし枚数の減少ペースがかなり鈍化したことから、そろそろファンドの手仕舞い売り一巡と見るべきかもしれません。
インド中銀が昨日に今年2度目となる利下げを発表し、中国が2月28日にこの3ヶ月で2度目となる利下げを発表しました。インドと中国の金需要は、世界全体の半分ほどを占めることから、両国の利下げが経済成長を促し、金需要の増加に繋がる可能性もあります。また、インド中銀総裁が2月28日に決定した成長指向型の2015年(15年4月~16年3月)予算案を後押しする利下げとなったようです。

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