ゴムは223円90銭を抜けるかポイント

 東京ゴム先限は2月16日に223円90銭まで買われたあと反落し、2月24日に212円10銭へ水準を下げた。

 その後、反発して20日と23日に222円70銭、27日に222円40銭をつけて伸び悩んだ。2月16日の223円90銭にあと1円20銭から1円50銭に迫りながらも、それが抜けそうで抜けないのは強気筋にとってはもどかしいに違いない。

 それだけに、223円90銭抜きに手間取ると、逆に弱気筋の売り攻勢を浴びる可能性もある。当面は需給面の材料よりもテクニカル主導で動くことも十分に考えられるので、その動きから目を離せない。もちろん、223円90銭を今週早々に上抜くのであれば、その流れに乗るべきである。

 さて、今週の見通しはどうか。結論は目先的にテクニカルでどう動こうと、基本的には押目買いで対処すべきと思われる。というのも、タイ政府が新たに60億バーツの資金で自国のゴムを買い上げ、それが推定で13万トンほどに達していると推測される。

 3月末までは買い上げ資金が枯渇するようなことが無いこと、3~5月はタイが季節的な減産期で生産量が消費量を下回る可能性が大きいからだ。

 つまり、タイ政府の現物買い上げと減産期による供給減少でタイ市場の浮動玉が少なくなるのか、これからという時期だけに弱気するのはリスクを伴うといわざるを得ない。

 もちろん、タイ政府の現物買い上げが、とめどなく続くわけがない。どこかの時点で資金が無くなり、その後に在庫を放出する時期が到来するのは間違いないが、市況回復なかばで軍事政権が市況対策を打ち切れば、農民の不満が爆発しかねない。

 だから、資金が続く限りひたすら買い上げるしかあるまい。まだ、相場が下落に転じるのは早過ぎる。むしろ、タイ政府が買い上げているうちは安易に売るのは避けるべきと思われる。

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