強気の米雇用統計を期待して、東京金は再び戻り売りスタンス強化へ

 NY金は米利上げ観測の動向により大きく左右される展開が予想される。3月6日には米雇用統計が発表されるためで、昨年末から続く強気の非農業部門就業者数の内容が最大の関心事といえる。
 ところで、イエレン米FRB議長の米上院・下院での議会証言があり、ハト派的な指摘が多かったこともあり、早くとも年後半の利上げになるとの見方がやや有力になりつつあった。しかし、ここにきて、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁、セントルイス連銀のブラード総裁がいずれも早期利上げ観測を示唆したため、今年半ばの早期利上げの可能性も高まりつつある。
 利上げのポイントは3月6日、4月2月の米雇用統計の内容、さらに4月下旬に発表される4月下旬の米1-3月期のGDP速報値である。2月の米雇用統計前の米ISM製造業景況感指数、米製造業新規受注はいずれも弱気な内容だったが、その後発表されたかなり強気の米雇用統計で早期利上げ観測がより一段と高まる状況になっている。
 今回も3月初旬の米経済指標に神経質に反応しながら、3月6日の米雇用統計の内容次第で、大きく様変わりするだけに、あくまでも週末の米雇用統計待ちといえる。
 さて、米FOMCは目先、4月にも開催されるが、米1-3月期のGDP・速報値の発表前だけに、その時の利上げは考えられず、6月16日、17日の米FOMCに焦点が集まっている。そのFOMCではイエレン米FRB議長の記者会見も予定されているため、利上げ実施には都合良いとみられる。

NYGOLD

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