2月に穀物を買った場合の6月の価格

 先週水曜日の株式会社 コモディティー インテリジェンスの週刊穀物に書いたのは、シカゴトウモロコシとシカゴ大豆を2月18日に買った場合、その年の6月末にはどうなったかということを、2000年~2014年にかけての結果を分析した。その結果は、過去10年間の平均では2月18日を100として、6月29日は、シカゴトウモロコシの場合は103.0であった。最も下落した年は2007年の▲18.1%、最も上昇した年は2008年の+45.1%であった。グラフで見るとシカゴトウモロコシの場合は緩やかな上昇程度であった。
 ところが、シカゴ大豆価格明らかに右肩上がりに6月にかけて価格が上がる傾向が見られた。2000年から2014年までの15年間で6月29日に価格が下がっているのは4年間だけで、残りの11年間は100を超えて上昇している。最も上昇したのは2009年の36.9%であった。最も下落したのは2004年の▲17.9%であるが、過去10年平均では14%上昇している。かなりの確率で2月にシカゴ大豆を買うとそれほど下がることはなかったと言える。
 今回これを東京トウモロコシと東京一般大豆で検証してみた。シカゴ同様に、トウモロコシの場合、6月29日の10年間の平均価格は+4.2%とそれほど上がっていない。15年間で下落した年は6年間で、上昇した年は9年間であった。
 一方東京一般大豆の場合、過去10年の平均は+3.7%であり、15年中下落した年は7年で上昇した年は8年であった。実は期待した結果とは異なっており、円建ての場合はこの当時の円高の影響を受けて米国よりも反応が小さくなっているものと思われる。
 この分析の前提は3月から6月にかけてはかなりの確率で穀物価格は上昇しているので、2月に買っても同様な結果が出るのではないかと思ったものであるが、それほど顕著な結果は出なかった。ただ、半分以上の年で上昇しているのは顕著であるかもしれない。

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