ゴムは3月から4月に向けて250円!?

 先週は中国が18日から旧正月入り、シンガポールや上海市場も休みで手掛かりとなる材料は少なかった。そうしたなかでの強材料は17日にタイ政府が天然ゴム買い上げ予算60億バーツを確保出来たことだろう。これで第2次の買い入れを実施し、現物価格及び原料価格をアップさせる意向にある。

 第1次も60億バーツの資金で10万トン以上のRSS、USS、ラテックスなどを買い上げており、第2次分まで含めると、恐らく、その数量は20万トン近くになると思われる。

 買い上げ数量が第1次、第2次合わせて16万~17万トンで予算を使い果たす可能性もあるが、『軍事政権のこと、他から予算を引っ張り出すことも考えられる』との見方もあり、予算不足で買い上げが中断される危険はなさそうだ。

 問題はタイ政府の現物買い上げ効果が相場に出ているかどうかだが、上海ゴムの中心限月は昨年12月10日のトン当たり1万1,580元から今年2月16日の1万4,150元まで2,570元高(国内換算4万8,830円高)、キロ当たりで49円弱の上昇。シンガポールRSS3号期近も昨年12月9日のキロ当たり148セントから今年2月16日の187.40セントまで39.40セント上昇し、国内換算で46円50銭ほど上昇。そして東京ゴム期先も昨年12月11日のキロ当たり188円から今年2月16日の223円90銭まで33円上昇しており、3市場ともタイ政府による買い介入による効果を認めつつ、上昇していることが判る。

 今週の注目点は、①24日の東京ゴム当限納会、②25日から取引が再開される上海ゴムがどう動くか、③26日にインドネシアで開かれるタイ、インドネシア、マレーシア3ヵ国を中心とした天然ゴム生産国会議…などであろう。

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