タイ政府による天然ゴム買付が始動した

世界の天然ゴム価格の指標となっている東京商品取引所の天然ゴム価格は16日7%上昇し、一か月ぶりの高値223.9円となった。タイ政府は現在毎日地方市場で5%~20%を買い付けているとタイの大手天然ゴム輸出業者であるVon Bundit Co.のPongsak Kerdvongbundit社長は述べている。昨年10月タイ軍事政権は天然ゴム買付のために300億バーツ(約919百万ドル)に上る予算を承認した。その後タイ中央市場で積極的に農民から天然ゴムの買い付けを行っている。タイ当局は、より多くの天然ゴムを使った道路や施設を建設すると述べている。しかし、タイとインドネシアでの天然ゴムの生産量が不足気味で買付はそれほどうまくいっていない。天然ゴム生産国会議の資料によれば、2014年タイの天然ゴム生産量は▲4.1%減少し、またインドネシアは▲2.6%減少した。農民は天然ゴム価格の下落により、昨年だけで約3割のゴム樹を切り倒している。この二ヵ国で世界の天然ゴム生産量の3分の2を供給している。同氏によれば、昨年ゴム農園の農民は天然ゴム採取の約5割を放棄している。東京商品取引所の先物価格は3月限から6月限まで急騰し、最も取引の多い7月限価格を上回る勢いとなっている。投資家は7月までの供給が減少することを見ているためだと思われると豊商事のアナリストGu Jiong氏は言う。現在の天然ゴム価格は上昇しているとはいえまだ2013年の終わり値より▲25%安く、2011年の最高値に比べれば▲60%安い。タイ、インドネシア、マレーシアで構成される国際天然ゴム会議は、2月26日ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーを加えて会議を開催し小規模ゴム農民に適切なゴム価格の安定について話し合う。3ヵ国は世界の供給量の7割を占めているが、これまで小規模農園からの安値出荷によてい価格が崩されてきた。

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