週刊石油展望

先週末のWTI原油は前週比0.18ドル高の51.84ドル、ブレント原油は同2.26ドル高の59.95ドルとなった。

前週末6日は好調な米雇用統計や、米石油掘削リグ稼働数の一層の減少を背景に底入れ期待感が先行し、引き続き買いが優勢となった。週明け9日は新たに2ヶ所の米製油所においてストライキが発生したことや、OPECによる今年の世界原油供給の伸び率見通し引き下げの発表を受けて一時昨年末以来の高値に迫るなどの続伸となった。しかし、翌10日にはいると流れが一転した。10日はEIA原油在庫発表を控えて引き続き原油在庫の増加が予想され、原油在庫が過去最高水準に近づくとの見通しを受けて大幅に売り込まれると、翌11日はEIA統計発表を受けて原油在庫増加及び生産増加が改めて確認されたことから、週前半の上げ幅をほぼ削るなどの大幅な続落となった。その後、週末にかけては米製油所におけるストライキが長期化するとの見通しから安値修正の動きが進み急反発となった。また、対ユーロにおけるドル安の進行もドル建ての原油相場を下支える要因となり、WTI、ブレント原油共にプラス圏での取引終了となった。

 国内市況は、ガソリン、灯油の期近クラックが共に拡大となった。原油相場の下落が一服し、元売り各社が陸上販売価格を大幅に引き上げたことから製品主体に買いが集まった。また、灯油においては在庫の取り崩しが見られたことも買われる要因となった。

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